泥だんごを磨く

今日は泥だんごを磨いて一日が終わった。
そういう印象。
実際いろいろしたけど、やはりそんな気がする。
固く丸められた泥だんごを、
ただひたすらに丸くする。
ガラス瓶のふちにこすりつけてみたり、
鏡の上で転がしてみたり、
フィルムの容器でなでてみたり。
とにかく丸くしなければならないの。
さらに色付きの泥を塗って、
また丸く丸く磨いていくと、
だんだんツルツルピカピカになるという代物。
さすがに途中で飽きました。
昔、何かの本で読んだのだけど、
『心がまっすぐじゃないと、紙をまっすぐ切れない』
らしい。
私が作った泥だんごはかなりいびつな仕上がりに。
そして、「シックな色合いですね」といいように言われたが、
とにかく暗い。暗い色。
これが私なのかしら?
と、ふと思う。
一緒に何人か作っていたけれど、
男のヒトの方が仕上がりが綺麗だった。
男のヒトって純粋なのかもしれないなと思いました。