詩的なものと得体のしれないものとあるがままの姿

『微熱とおつきあいしています』
これは何となく詩的。
しかし、本日病院に検査の結果を聞きにいったところ、
実際は『ウイルスとおつきあいしています』ってことだった。
ウイルスって何さ。
そして、特別な治療法もないそうで、
特に問題はないのだと医者は言う。
しかも、この先何ヶ月いや何年という長い期間、
私は強制的にこのウイルスとつきあいを続けなければならないのだ。
ウイルス君、もし君が人間であるならば、
つきあっているヒトに倦怠感やら不安感やらしか与えられない君とは、
即刻別れているでしょう。
でも君はウイルスだ。
仕方がないのでつきあうよ。
まぁ、何かわからないけど微熱があるってよりは、
君がいるから微熱があるって方が幾分ましだよね。
ただ、あんまり長くつきあってると、
肝臓に害を及ぼすらしいので定期的な健診が必要だとか。
それにしても、詳細な血液検査の結果、
私の肝臓はかなりの健康優良児。
ふふふ。
そうして私はビールを飲みながらこれを書いています。
いいのだ。これでいいのだ。