なんじゃもんじゃ

彼のおばあさんに会いました。
すごく美味しいステーキをごちそうになった後、
近くのお寺に『なんじゃもんじゃ』という花が咲いているというので、
みんなで見にゆくことに。
なんじゃもんじゃって、すごいネーミングセンス。
想像するにごちゃっとした、『何だこれ?』てな感じの花だろうと。
お寺はたくさんの花が咲く、心地よい静けさが漂う場所でした。
巨大な仏像さんが横になって眠っていて、
親切なことに胴の部分にはつつじの布団まで着せてもらっていた。
ちょっと滑稽だった。
そして、肝心のなんじゃもんじゃ
見上げるほどの木に一面白い花が咲いている。
一つ一つは小さな花で、長めの花弁が4枚
垂れ下がるような格好。
近くに行くと甘い香りがして、とても綺麗。
これがなんじゃもんじゃ
どのへんがなんじゃもんじゃ
もっと可愛い名前を付けてあげてもよいんじゃないかな。
他に、地面に広がる葉のまん中からすっと伸びた茎に
小さな花がちょこちょこ付いている、
『ひとりしずか』という花もあった。
これはなかなかぴったりの名前だ。
なんじゃもんじゃという名前を付けたヒトに会ってみたい。